メンバー

宮本 英昭

宮本 英昭

Hideaki “Hirdy” Miyamoto

東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻 教授。
宇宙資源連携研究機構(CSRI)機構長。博士(理学)。

LDA研究代表者(PI)
NASAアルテミス計画の月面観測機器

専門は惑星科学・宇宙資源学。月、火星、小惑星の地形や物質を調べ、天体の成り立ちと進化、宇宙資源の探査・利用を研究しています。探査機のデータ解析と室内実験、数値計算を組み合わせ、新しい探査・計測技術の開発にも取り組んでいます。

NASAが2024年に選定した、宇宙飛行士が月面に設置する3つの科学観測機器の一つ、月面誘電特性分析装置(LDA)の研究代表者を務めています。MMXには立ち上げから参画し、サイエンスボードメンバーおよびSurface Science and Geology Science subteam(SSG-SST)のPIを務めています。TSUKIMIではサイエンスPI・ボードメンバーを務め、はやぶさ、かぐや、はやぶさ2、LUPEXなどにも参画しています。NASAによるLDA選定の発表 ↗

主な兼任・国際研究活動

Adelaide University(オーストラリア) — Adjunct Professor
Planetary Science Institute(米国) — Senior Research Affiliate

researchmap ↗ ORCID ↗ 東京大学 教員紹介 ↗

主な受賞

2025年度 東京大学大学院工学系研究科長表彰 ↗

2024年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 ↗

2024年 NASA Group Achievement Award
International Mars Ice Mapper Measurement Definition Teamの一員として受賞。火星の氷探査に向けた科学検討への貢献。

2021年 東京大学総長表彰

メディア出演・対談・公開講演

NHK「視点・論点」(2026年7月放送)
「アルテミス計画 日本の役割」について解説。放送記録 ↗

BSテレ東「いまからサイエンス」(2026年4月29日)
月の資源と宇宙探査の未来をテーマに出演。番組公式ページ ↗

IMAGINE イマジン大学 — 茂木健一郎氏との対談(2026年5月4日公開)
火星の環境、宇宙資源、人類の未来を語る。YouTubeで見る ↗

Tokyo Forum 2025「資本主義と宇宙」
国際的な研究者らによるパネル討論でモデレーターを務め、宇宙資源利用の科学・制度・倫理を議論。公式紹介 ↗ 動画を見る ↗

その他の公開講演・インタビューを見る

東京大学 UTokyo Channel(2026年)
「資源は宇宙で現地調達する時代に」ほか、宇宙と資源をめぐる対話。公開動画 ↗

東京大学メタバース工学部 × ソニー(2024年9月14日)
「宇宙を拓く2024」で、太陽系の資源とその利用を紹介。講座紹介 ↗

Forbes JAPAN(2023年6月3日)
宇宙資源の研究と将来の産業についてのインタビュー。記事を読む ↗

東大新聞オンライン(2023年7月17日)
惑星探査と、人類が地球以外の天体へ進出する未来についてのインタビュー。記事を読む ↗

代表的な研究報道・過去の出演を見る

読売新聞(2022年1月5日朝刊・33面)
「火星衛星探査 富士山で練習」— MMXに向けた地形把握の研究。

日本経済新聞(2018年3月9日朝刊・35面)
「宇宙資源の開発に挑む」— 宇宙資源研究についての紹介。

ナショナル ジオグラフィック「マーズ 火星移住計画」関連イベント(2016年11月17日)
火星探査・移住をテーマとするイベントに登壇。イベント記事 ↗

Space.com・Scientific American(2007年)
小惑星イトカワでの粒子の移動と分別を明らかにした、筆頭著者としてのScience論文を紹介。Space.com ↗ Scientific American ↗ 研究論文 ↗

アウトリーチ — 科学を社会に伝える活動

東京ドームシティの宇宙ミュージアムTeNQの立ち上げに携わり、TeNQリサーチセンター長を9年間務めました。展示施設の中に研究室を設け、研究者が実際に研究する様子や最新の成果を来館者へ直接伝える活動を進めました。

小学校の教室などを展示空間にする「スクール・モバイルミュージアム」を提唱・実践。展示の監修や講演、学校との連携などを通じて、太陽系科学をはじめとする先端科学を、小中高生や一般の方々に身近に感じてもらう活動に取り組んでいます。

TeNQリサーチセンターと学習活動の紹介(PDF)↗

略歴・主な歴任役職・委員歴を見る

略歴
1995年東京大学理学部卒業、2000年博士(理学)取得。アリゾナ大学客員研究員、東京大学総合研究博物館准教授などを経て現職。2025年からCSRI機構長。

主な歴任役職
東京大学総長補佐(2025年)
東京大学大学院工学系研究科長特別補佐(2023–2024年)

主な委員歴
JAXA宇宙科学研究所 国際宇宙探査専門委員会 委員(第4期・2023–2025年度)。公式委員名簿 ↗

Patrick Michel

Patrick Michel

Global Fellow

Hera PI — ESA小惑星探査ミッション 科学責任者

フランス国立科学研究センター(CNRS)研究ディレクター。コート・ダジュール天文台ラグランジュ研究所。

専門は小惑星の物理特性・衝突過程・力学進化と、天体衝突から地球を守る「プラネタリーディフェンス」。理論と数値シミュレーションを通じて、小天体の形成・進化や衝突への対策を研究しています。

Heraでは、NASAのDARTによる小惑星の軌道変更実験の結果を詳しく調べる科学チームを率いています。はやぶさ2やOSIRIS-RExの科学チームに参画し、火星衛星探査MMXのローバーでは共同PIを務めています。

主な受賞・栄誉

フランス国家功労勲章シュヴァリエに任命(2025年12月2日付政令)。米国天文学会惑星科学部門のカール・セーガン・メダル(2012年)、パオロ・ファリネッラ賞(2013年)などを受賞しています。

公式プロフィール ↗ ESA Hera ↗ 受賞・栄誉一覧 ↗

小林 真輝人

小林 真輝人

Makito Kobayashi | 特任研究員

LDA Deputy PI — 月面誘電特性分析装置 副研究代表者

月の土壌の電磁波に対する性質(誘電特性)を調べ、月の地下や資源を探る計測技術を研究しています。模擬土壌を用いた室内実験を通じて、温度や物質の違いが観測に与える影響を評価しています。

主な研究成果

月模擬土壌の誘電率の温度依存性を実験で示し、月のレーダー観測を解釈するための基礎データを提供しました。Earth, Planets and Space(2023)↗

テラヘルツ帯の自然放射を利用し、月模擬土壌の誘電率を受動的に測る手法を報告しました。The Planetary Science Journal(2025)↗

清水 雄太

清水 雄太

Yuta Shimizu | 助教

小惑星や火星衛星の表面がどのように変化してきたかを研究しています。探査機が撮影した画像から岩塊やクレーターの分布を調べ、低重力環境での物質移動や地形形成を読み解きます。

主な研究成果

ベンヌとリュウグウの岩塊分布を解析し、自転速度の違いに伴う異なる表面進化を示しました。Scientific Reports(2025)↗

エミレーツ火星探査ミッションの画像からダイモスのクレーター・岩塊分布を調べ、表面の更新や姿勢変化の可能性を示しました。Geophysical Research Letters(2026)↗

Lauri Siltala

Lauri Siltala

特任研究員

小惑星の軌道・質量推定と、測光データを用いた物理特性の解析を専門としています。観測と統計的手法を組み合わせ、小惑星の性質を調べ、Karman+の探査対象候補の評価にも取り組んでいます。

Karman+での研究紹介 ↗

主な研究・活動

小惑星同士の重力による軌道の変化をもとに、マルコフ連鎖モンテカルロ法で小惑星プシケの質量と密度を推定しました。The Astrophysical Journal Letters(2021)↗

Karman+の小惑星探査計画High Frontierについて、予定する観測や科学データの活用を国際学会で発表しています。EPSC–DPS Joint Meeting(2025)↗

逸見 良道 | Ryodo Hemmi

逸見 良道 | Ryodo Hemmi — 客員研究員(所属:JAXA)

竹村 知洋 | Tomohiro Takemura

竹村 知洋 | Tomohiro Takemura — 客員研究員(所属:Adelaide University)

補助職員

役職氏名
技術専門員茂木 勝郎 | Katsuro Mogi
スタッフ作間 温子 | Atsuko Sakuma
スタッフ内藤 麻由子 | Mayuko Naito
スタッフ下條 優美 | Yumi Shimojyo

学生 — 2026年度

2026年度の学年氏名・所属
博士3年橋本 真太郞
橋本 真太郞(工・システム創成)
博士3年岡本 省吾
岡本 省吾(工・システム創成)
博士2年石井 庸介
石井 庸介(工・システム創成)
博士1年磯邊 優奈
磯邊 優奈(工・システム創成)
博士1年戸井田愛理
戸井田愛理(理・地球惑星)
博士1年増田 和三
増田 和三(工・システム創成)
博士1年安福 亮
安福 亮(工・システム創成)
修士2年四十田 裕紀
四十田 裕紀(工・システム創成)
修士2年原 久人
原 久人(工・システム創成)
修士2年Praet Alvin Loran Yamaguchi
Praet Alvin Loran Yamaguchi(工・システム創成)
修士2年杉原 悠太
杉原 悠太
修士2年竹本 哲平
竹本 哲平(理・地球惑星)
修士1年関口 春菜
関口 春菜(工・システム創成)
修士1年渡邊 諒
渡邊 諒(工・システム創成)
学部4年中川 収
中川 収(工・システム創成)
学部4年田邉 成
田邉 成(工・システム創成)
学部4年能勢 鷹冴(理・地球惑星)
研究生Subhajit Das
DAS Subhajit